今日(社保)のと11/25,26(展開)の復習。
【問題】 日替わり問題(社会保障)
2021年01月14日
1 日本の社会保障の歴史上、被用者を対象とした社会保険制度として、まず健康保険法が施行され、その後、厚生年金保険法が施行された。
2 社会保障制度が本格的に整備されるようになった第二次世界大戦後、厚生年金保険制度が創設された。
3 国民皆年金は、基礎年金制度の導入によって実現した
5 老齢基礎年金は、給付に要する費用の3分の2が国庫負担で賄われている。
【答え合わせ】 日替わり問題
1 日本の社会保障の歴史上、被用者を対象とした社会保険制度として、まず健康保険法が施行され、その後、厚生年金保険法が施行された。
あなたの回答『○』
正解
正しい答えは『○』
健康保険法は1922年(大正11年)に制定されたが、翌年9月に発生した関東大震災の復興のため実施は5年延期され、1927年(昭和2年)からの実施であった。その後、1941年(昭和16年)に労働者年金保険法が制定されたが、1944年(昭和19年)に厚生年金保険法に名称変更された。
2 社会保障制度が本格的に整備されるようになった第二次世界大戦後、厚生年金保険制度が創設された。
あなたの回答『○』
不正解
正しい答えは『×』
厚生年金保険制度の前身である労働者年金保険制度が創設されたのが1941年(昭和16年)、その後1944年(昭和19年)に適用対象の拡大等の制度改正が行われ、その際、名称も現在の「厚生年金保険」に改められた。
3 国民皆年金は、基礎年金制度の導入によって実現した。
あなたの回答『○』
不正解
正しい答えは『×』
わが国では、1961年(昭和36年)4月の国民年金法の実施により、基本的に20歳以上60歳未満のすべての国民が何らかの公的年金制度に強制加入となる「国民皆年金」が実現した。その後、1986年(昭和61年)の年金制度改正によって、国民年金制度がすべての者に共通の「基礎年金制度」として再編成され、厚生年金や共済年金は原則として報酬比例の年金を支給する基礎年金の上乗せ制度へと変更された。
あなたの回答『×』
正解
正しい答えは『×』
国民年金(及び厚生年金)の保険者は国(政府)である。
5 老齢基礎年金は、給付に要する費用の3分の2が国庫負担で賄われている。
あなたの回答『○』
不正解
正しい答えは『×』
老齢基礎年金の給付に要する費用は、保険料が2分の1、国庫負担が2分の1で賄われている。
正答率は2/5でした。
【問題】 精神保健福祉の理論と相談援助の展開
2020年11月25日
1 精神科リハビリテーション計画は、本人の主体性を尊重し、援助者と共同で計画を立てる。
2 社会的リハビリテーションは、入院生活に密着した包括的な援助活動である。
3 当事者の技能開発はリハビリテーション介入に含めない。
4 リハビリテーション計画には、健康管理や服薬管理は含まれない。
5 ケアマネジメントにおいては、可能な限り情報を検討することが必要であり、ケア計画作成にあたっての医学情報の入手に関しては、守秘義務を前提に利用者の同意を得なくてもよい。
【答え合わせ】 精神保健福祉の理論と相談援助の展開
1 精神科リハビリテーション計画は、本人の主体性を尊重し、援助者と共同で計画を立てる。
あなたの回答『○』
正解
正しい答えは『○』
当事者本人が主体的に取り組むことが、その後の回復等にも影響する。
2 社会的リハビリテーションは、入院生活に密着した包括的な援助活動である。
あなたの回答『×』
正解
正しい答えは『×』
社会的リハビリテーションは、地域生活に密着した包括的な援助活動である。
3 当事者の技能開発はリハビリテーション介入に含めない。
あなたの回答『×』
正解
正しい答えは『×』
当事者の技能開発と環境的支援開発はリハビリテーションの介入である。
4 リハビリテーション計画には、健康管理や服薬管理は含まれない。
あなたの回答『×』
正解
正しい答えは『×』
規則正しく服薬し、病状安定に必要な生活を送るための自己管理技能を高めるためのリハビリテーション計画も必要となる。
5 ケアマネジメントにおいては、可能な限り情報を検討することが必要であり、ケア計画作成にあたっての医学情報の入手に関しては、守秘義務を前提に利用者の同意を得なくてもよい。
あなたの回答『×』
正解
正しい答えは『×』
利用者の同意を得ることは必要である。
【問題】 精神保健福祉の理論と相談援助の展開
2020年11月26日
1 ラップ(Rapp,C.A.)が提唱するストレングス視点に基づく援助では、精神保健福祉士が主に活動する場は地域であるといわれている。
2 精神科リハビリテーションは、援助者によって援助内容に差が出ないように、共通のモデル計画に沿って実行する。
3 LASMI(精神障害者社会生活評価尺度)には、日常生活、対人関係、労働または課題の遂行、持続性・安定性、自己認識の5つの下位尺度がある。
4 地域リハビリテーションにおいて、精神保健福祉士は地域ネットワークの中心でなければならない。
5 セルフヘルプグループは、メンバー同士が主体性を持つ活動で、カウンセリングが中心に行われる。
【答え合わせ】 精神保健福祉の理論と相談援助の展開
1 ラップ(Rapp,C.A.)が提唱するストレングス視点に基づく援助では、精神保健福祉士が主に活動する場は地域であるといわれている。
あなたの回答『×』今回は◯
正解
正しい答えは『○』
ラップはストレングスの原則の中で、「われわれ(精神保健福祉士)が主に活動する場は地域である」と示している。
2 精神科リハビリテーションは、援助者によって援助内容に差が出ないように、共通のモデル計画に沿って実行する。
あなたの回答『×』
正解
正しい答えは『×』
一人ひとりにあったリハビリテーション計画を立てる。
3 LASMI(精神障害者社会生活評価尺度)には、日常生活、対人関係、労働または課題の遂行、持続性・安定性、自己認識の5つの下位尺度がある。
あなたの回答『○』
正解
正しい答えは『○』
LASMI(精神障害者社会生活評価尺度)は、5つの尺度40項目からなり、これらの項目について5段階評価を行い、レーダーチャート化して評価する。
4 地域リハビリテーションにおいて、精神保健福祉士は地域ネットワークの中心でなければならない。
あなたの回答『×』
正解
正しい答えは『×』
地域リハビリテーションにおいて重要な役割を担うが、関係者によるチームを組んで行うことが大切である。
5 セルフヘルプグループは、メンバー同士が主体性を持つ活動で、カウンセリングが中心に行われる。
あなたの回答『×』
正解
正しい答えは『×』
セルフヘルプグループでカウンセリングを中心とした活動を行うのはピアカウンセリングである。
【リハビリテーションの評価尺度】
◉GAF
GAF(Global Assessment of Functioning)は、精神症状を含めた社会生活の全体機能を評価する。
心理的、社会的、職業的機能を考慮するもので、身体的(または環境的)制約による機能の障害を含めない。
◉LASMI(精神障害者社会生活評価尺度)
日常生活、対人関係、労働または課題の遂行、持続性・安定性、自己認識の5つの下位尺度がある。
5つの尺度40項目からなり、これらの項目について5段階評価を行い、レーダーチャート化して評価する。
◉職業レディネス・テスト
一時性の職業能力評価尺度で、職業に対する興味と職務遂行の自信度を39項目についてチェックするものである。
◉VPI職業興味検査
160の職業名についての興味や関心の有無を解答するようになっている。
復習は両日とも全問正解できました。