医療業界目指して登販、医療事務、医師事務取った人が精神保健福祉士目指してます。

登録販売者、医療事務、医療事務作業補助の資格を取得しました。現在は精神保健福祉士の勉強をしています。

今日(制サ)と4/23~5/13(現社、地域、保医、行政)の誤答の復習。

先ずは今日の一問一答から。

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【問題】 精神保健福祉に関する制度とサービス

2020年12月10日

1    1966年、国連総会で採択された「国際人権規約」は、市民的及び政治的権利に関するA規約と、経済的、社会的及び文化的権利に関するB規約からなっている。


2    1975年、国連総会において「障害者の権利宣言」が採択された。


3    1982年、国連総会において「障害者に関する世界行動計画」を決議し、1983年から1992年までを「国連・障害者の十年」とした。


4    1991年、国連総会で採択された「精神病者の保護および精神保健ケア改善のための諸原則」では、すべての障害者によるあらゆる人権及び基本的自由の完全かつ平等な享有を促進し、保護し、及び確保すること並びに障害者の固有の尊厳の尊重を促進するとした。


5    2006年、国連総会で採択された「障害者の権利条約」では、すべての精神病者は可能な限り地域において生活し、働く権利を持つとした。


【答え合わせ】 精神保健福祉に関する制度とサービス

1    1966年、国連総会で採択された「国際人権規約」は、市民的及び政治的権利に関するA規約と、経済的、社会的及び文化的権利に関するB規約からなっている。

あなたの回答『○』

不正解

正しい答えは『×』 

A規約は「経済的、社会的及び文化的権利」に関するもので、B規約は「市民及び政治的権利」に関する規約となっている。


2    1975年、国連総会において「障害者の権利宣言」が採択された。

あなたの回答『×』

不正解

正しい答えは『○』 

「障害者の権利宣言」では、障害者は障害の原因、特質及び程度にかかわらず、同年齢の市民と同等の基本的権利を持つものとした。


3    1982年、国連総会において「障害者に関する世界行動計画」を決議し、1983年から1992年までを「国連・障害者の十年」とした。

あなたの回答『○』

正解

正しい答えは『○』 

これに続くものとして、、「アジア太平洋障害者の十年(1993-2002)」がある。


4    1991年、国連総会で採択された「精神病者の保護および精神保健ケア改善のための諸原則」では、すべての障害者によるあらゆる人権及び基本的自由の完全かつ平等な享有を促進し、保護し、及び確保すること並びに障害者の固有の尊厳の尊重を促進するとした。

あなたの回答『×』

正解

正しい答えは『×』 

2006年、国連総会で採択された「障害者の権利条約」の内容である。


5    2006年、国連総会で採択された「障害者の権利条約」では、すべての精神病者は可能な限り地域において生活し、働く権利を持つとした。

あなたの回答『○』

不正解

正しい答えは『×』 

1991年、国連総会で採択された「精神病者の保護および精神保健ケア改善のための諸原則」の内容である。

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正答率は2/5でした。低いですね…。

さて、今日からは、これまで復習した際誤答した問題を再復習します。

 

【問題】 現代社会と福祉

2020年04月23日

3    性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律により、本人の自己申告で性別の取扱いの変更が認められるようになった。


【答え合わせ】

今回は×

3

正しい答えは『×』

性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律では、20歳以上であること、現に婚姻をしていないこと、現に未成年の子がいないこと等の要件に該当する者について、本人の請求により家庭裁判所が性別の取扱いの変更の審判をすることができるとしている。なお、性別の取扱いの変更請求には医師の診断書の提出を義務づけている。

 

 

【問題】 地域福祉の理論と方法

2020年04月27日

1    岡村重夫は、生活課題を貨幣的ニードと非貨幣的ニードに分類し、後者に対応する在宅福祉サービスを充実することを重視した。


2    永田幹夫は、地域社会で発生する生活課題の解決を図るために、地域住民の主体的で協働的な問題解決プロセスを重視した。


3    真田是は、在宅福祉サービスを整備することで、社会福祉サービスを必要とする個人や家族の自立を地域社会の場において図ることを重視した。


4    三浦文夫は、生活問題とその解決のための政策、そして地域社会の産業構造の変革も視野に入れた生活の共同的維持・再生産の地域的システムを重視した。


【答え合わせ】 地域福祉の理論と方法

1    岡村重夫は、生活課題を貨幣的ニードと非貨幣的ニードに分類し、後者に対応する在宅福祉サービスを充実することを重視した。

前回の回答『○』今回◯

不正解

正しい答えは『×』

設問は三浦文夫の学説に関する説明である。岡村重夫は、地域住民の地域社会で発生する生活課題について、可能な限りその地域で解決を図ることを目指した。そして住民の主体的な問題解決の過程を重視した。


2    永田幹夫は、地域社会で発生する生活課題の解決を図るために、地域住民の主体的で協働的な問題解決プロセスを重視した。

前回の回答『○』今回◯

不正解

正しい答えは『×』

設問は岡村重夫の学説に関する説明である。永田幹夫は、地域福祉の具体的展開のために新たなサービス供給体制の創出を図ることを重視した。


3    真田是は、在宅福祉サービスを整備することで、社会福祉サービスを必要とする個人や家族の自立を地域社会の場において図ることを重視した。

前回の回答『○』今回◯

不正解

正しい答えは『×』

設問は永田幹夫の学説に関する説明である。真田是は、地域における住民運動を地域の福祉力にしていくことを重視し、住民の自治組織が社会福祉に注目することの必要性を提起している。


4    三浦文夫は、生活問題とその解決のための政策、そして地域社会の産業構造の変革も視野に入れた生活の共同的維持・再生産の地域的システムを重視した。

前回の回答『○』今回◯

不正解

正しい答えは『×』

設問は真田是の学説に関する説明である。三浦文夫は、公的責任による生活保護などの貨幣的ニードの充足、すなわち救貧制度としての社会福祉から、対人サービスや在宅福祉サービスなどの非貨幣的ニードの充足の必要性を指摘した。

 

 

【地域福祉の概念に関する日本の人物】

◉岡村重夫 (福祉コミュニティ・地域主体志向。1980年代:主体論的アプローチ)

  地域住民の地域社会で発生する生活課題について、可能な限りその地域で解決を図ることを目指した。そして、地域住民の主体的で協働的な問題解決プロセスを重視した。

  一般的コミュニティづくりの組織化活動を一般的地域組織化活動と名付け、福祉コミュニティづくりのための組織化活動である福祉組織化活動と区別している。(『地域福祉論』)

  福祉コミュニティを、社会的不利条件をもつ少数者の特殊条件に関心をもち、これらの人々を中心として同一性の感情をもって結ばれる下位集団、と定義。

  コミュニティ・オーガニゼーション(地域組織化活動)とコミュニティケアの統合を試みた。

  法律による社会福祉を強調し、また、法律によらない民間の自発的な社会福祉による社会福祉的活動の存在こそ、社会福祉全体の自己改造の原動力として評価されなければならない、とした。

  社会生活の基本的要求を「生理的要求」と「心理的または人格的要求」としてとらえ、それと社会制度との社会関係を評価、調整、送致、開発、保護する機能をもつものとして、社会福祉をとらえている。

  社会関係の客体的側面だけに着目する一般的な政策だけでは不十分であって、年金など多様な社会制度と個人の間に結ばれる社会関係の主体的側面を問題とする個別化援助の方策がなくてはならないとした。

  地域福祉の3構成要素である「コミュニティケア」「地域組織化」「予防的社会福祉」を提唱し、それにより長期的な社会福祉計画において地域福祉サービスを展開できるとしたことで有名。また福祉国家は選別的処遇ではなく国民すべてを対象とする普遍的処遇に特徴があると述べている。

 

◉右田紀久惠 (政策制度(自治)志向。1980年代:構造的アプローチ、1990年代:自治型地域福祉論)

  地方自治体における福祉政策の充実や住民自治を基底に据えた自治型地域福祉を重視した。

  福祉ニーズを生活問題としてとらえ、その問題解決に向けた住民の主体的な参加を重視し、地方自治体と住民との協働の必要性についても提起している。

  生活原則・権利原則・住民主体原則の立場から、地域福祉の目的を生活問題の軽減・除去、発生の予防、地域住民の生活権保障と社会的実現とした。

  公私の社会制度・サービス体系を、地域福祉計画・地域組織化・住民運動として概念化した。

 

◉真田是 (政策制度(自治)志向。1980年代:運動論的アプローチ)

  生活問題とその解決のための政策、そして地域社会の産業構造の変革も視野に入れた生活の共同的維持・再生産の地域的システムを重視した。

  地域における住民運動を地域の福祉力にしていくことを重視し、住民の自治組織が社会福祉に注目することの必要性を提起している。

 

◉三浦文夫 (在宅福祉志向。)

  生活課題を貨幣的ニード非貨幣的ニードに分類し、後者に対応する在宅福祉サービスを充実することを重視した。

  公的責任による生活保護などの貨幣的ニードの充足、すなわち救貧制度としての社会福祉から、対人サービスや在宅福祉サービスなどの非貨幣的ニードの充足の必要性を指摘した。

  社会福祉の政策対象について、社会福祉の実践では、要援護性が具体的に体現された人間を実践対象とすると考える。社会福祉の政策対象は、要援護性を具体的に体現した人間ではなく、政策的視点からこの要援護性をもつ人間を何らかの形で集合的・範疇的に切り取り、その範囲内での集団を政策対象にするとしている。

 

◉永田幹夫 (在宅福祉志向。1980年代:資源論的アプローチ)

  在宅福祉サービスを整備することで、社会福祉サービスを必要とする個人や家族の自立を地域社会の場において図ることを重視した。

  地域福祉の具体的展開のために新たなサービス供給体制の創出を図ることを重視した。

  地域福祉の構成要素として、①在宅福祉サービス(対人福祉サービス)、②環境改善サービス(生活・居住条件の改善)、③組織活動(コミュニティワークの方法技術)を示した。

 

 

【問題】 地域福祉の理論と方法

2020年04月28日

4    地域移行支援とは、住まい・医療・介護・予防・生活支援を一体的に提供することで、在宅の限界点を高めることをいう。


【答え合わせ】 地域福祉の理論と方法

4    地域移行支援とは、住まい・医療・介護・予防・生活支援を一体的に提供することで、在宅の限界点を高めることをいう。

あなたの回答『○』

不正解

正しい答えは『×』

地域移行支援とは、障害者支援施設等及び精神科病院に入所・入院している障害者に対して、住居の確保や障害福祉サービスの体験利用・体験宿泊のサポートなど地域生活へ移行するための支援を行うものである。

 

 

【問題】 保健医療分野

2020年05月08日

1    介護老人保健施設について:施設内で入所者に対して行った緊急な医療処置については、医療保険から給付される。


2    介護老人保健施設が提供するサービスについて:認知症行動・心理症状緊急対応加算は、認知症の行動・心理症状が認められるため在宅での生活が困難であり、緊急に入所することが適当であると医師が判断した場合に、算定できる。


【答え合わせ】

1    介護老人保健施設について:施設内で入所者に対して行った緊急な医療処置については、医療保険から給付される。

今回は×

正解

正しい答えは『×』

入所者の病状が著しく変化した場合に、やむを得ず施設で緊急に医療処置を行った場合や、定められた特定の治療を行った場合には、介護保険給付から緊急時施設療養費が算定できる。


2    介護老人保健施設が提供するサービスについて:認知症行動・心理症状緊急対応加算は、認知症の行動・心理症状が認められるため在宅での生活が困難であり、緊急に入所することが適当であると医師が判断した場合に、算定できる。

今回は◯

正解

正しい答えは『○』

 

 

【問題】 福祉行財政と福祉計画

2020年05月13日

1    都道府県は、介護保険法の規定により、介護保険の保険者とされている。


5    都道府県は、知的障害者福祉法の規定により、障害者支援施設に入所させる権限を持つ。


【答え合わせ】 福祉行財政と福祉計画

1    都道府県は、介護保険法の規定により、介護保険の保険者とされている。

今回は◯

不正解

正しい答えは『×』

介護保険の保険者は市町村及び特別区である(介護保険法第3条第1項)。


5    都道府県は、知的障害者福祉法の規定により、障害者支援施設に入所させる権限を持つ。

あなたの回答『○』

不正解

正しい答えは『×』

市町村は、18歳以上の知的障害者につき、やむを得ない事由により介護給付費等の支給を受けることが著しく困難であると認めるときは、障害者支援施設等に入所させる措置を採らなければならない(知的障害者福祉法第16条第1項第2号)。

 

 

正答率は3/10です。やばいです!特に(地域)の単元の学者名が全くできていません!!