血管及びリンパ系に関する次の記述の正誤。
a 血管の粘稠性は、主として血漿の水分量や赤血球の量で決まり、血中脂質量はほとんど影響を与えない。
b 赤血球の数が少なすぎたり、赤血球中のヘモグロビン量が欠乏したりすると、血液は酸素を十分に供給できず、疲労や血色不良などの貧血症状が現れる。
c 細菌による感染や炎症などが起きると、白血球全体の数が増加するとともに、白血球の種類ごとの割合も変化する。
d リンパ管には逆流防止のための弁が無く、リンパ液は双方向に流れている。
a 正,b 正,c 正,d 誤
d リンパ管には逆流防止のための弁があり、リンパ液は一定の方向に流れている。