今日(低所)のと6/19~7/30(権利、精疾、課支、基盤、展開)の誤答の誤答、復習。
【問題】 日替わり問題(低所)
2021年01月20日
1 生活保護世帯の子どもが成長し、再び生活保護世帯になるという貧困の連鎖については、日本では確認されていない。
2 一人当たり可処分所得を低い順に並べ、中央値の半分に満たない人の割合を相対的貧困率という。
3 民法に定める扶養義務者の扶養及び他の法律に定める扶助は、生活保護に優先して行われる。
4 生活保護法による保護は、要保護者の年齢別、性別、健康状態等その個人又は世帯の実際の必要の相違を考慮して、有効且つ適切に行われる。
5 生活保護法では、保護は、世帯を単位として行われるが、特別の場合には個人を単位として行うこともできる。
【答え合わせ】 日替わり問題
1 生活保護世帯の子どもが成長し、再び生活保護世帯になるという貧困の連鎖については、日本では確認されていない。
あなたの回答『×』
正解
正しい答えは『×』
日本における貧困の連鎖に関して、2014年(平成26年)の子供の貧困対策に関する大綱においても「貧困の世代間連鎖の解消」が掲げられている。
2 一人当たり可処分所得を低い順に並べ、中央値の半分に満たない人の割合を相対的貧困率という。
あなたの回答『×』
不正解
正しい答えは『○』
設問のとおり。なお、2016年(平成28年)の厚生労働省「国民生活基礎調査」によれば、わが国の2015年(平成27年)の貧困線(一人当たり可処分所得の中央値の半分)は122万円となっており、相対的貧困率は15.6%となっている。
3 民法に定める扶養義務者の扶養及び他の法律に定める扶助は、生活保護に優先して行われる。
あなたの回答『○』
正解
正しい答えは『○』
生活保護法第4条に規定された保護の補足性の原理の一部である。
4 生活保護法による保護は、要保護者の年齢別、性別、健康状態等その個人又は世帯の実際の必要の相違を考慮して、有効且つ適切に行われる。
あなたの回答『×』
不正解
正しい答えは『○』
生活保護法第9条「保護は、要保護者の年齢別、性別、健康状態等その個人又は世帯の実際の必要の相違を考慮して、有効且つ適切に行うものとする」という必要即応の原則による。
(ただし、生活扶助の第1類の性別の分類は昭和60年度から解消された。)
5 生活保護法では、保護は、世帯を単位として行われるが、特別の場合には個人を単位として行うこともできる。
あなたの回答『○』
正解
正しい答えは『○』
生活保護法第10条に「保護は、世帯を単位としてその要否及び程度を定めるものとする。但し、これによりがたいときは、個人を単位として定めることができる」とある。
正答率は3/5でした。
【問題】 権利擁護と成年後見制度
2020年06月19日
2 日常生活自立支援事業における日常的金銭管理は、民法上の典型契約のうち、「委任契約」にあたる。
3 日常生活自立支援事業における日常的金銭管理は、民法上の典型契約のうち、「請負契約」にあたる。
【答え合わせ】 権利擁護と成年後見制度
2 日常生活自立支援事業における日常的金銭管理は、民法上の典型契約のうち、「委任契約」にあたる。
あなたの回答『◯』
正解
正しい答えは『○』
「委任契約」とは、依頼者(委任者)が、受任者に対し、ある特定の法律行為をしてもらうように委託し、受任者がその委託を受けることを承諾することにより効力が生じる契約をいう(民法第643条)。日常生活自立支援事業における日常的金銭管理も、委任契約に基づき生活支援員が行うものである。
3 日常生活自立支援事業における日常的金銭管理は、民法上の典型契約のうち、「請負契約」にあたる。
あなたの回答『×』
正解
正しい答えは『×』
「請負契約」とは、仕事の完成に対して対価(報酬)を支払う契約である(民法第632条)。日常生活自立支援事業では、必ずしも契約した仕事の結果に応じて報酬を支払う契約内容にはなっていない。
【問題】 精神疾患とその治療
2020年06月25日
5 わが国の精神医療では、民間の精神科病院が全体の60%を占めているのが特徴である。
【答え合わせ】 精神疾患とその治療
5 わが国の精神医療では、民間の精神科病院が全体の60%を占めているのが特徴である。
あなたの回答『×』
正解
正しい答えは『×』
わが国では約80%が民間病院である。
【問題】 精神保健の課題と支援
2020年06月30日
2 市町村は、発達障害者支援センターを設置できる。
【答え合わせ】 精神保健の課題と支援
2 市町村は、発達障害者支援センターを設置できる。
あなたの回答『○』
不正解
正しい答えは『×』
【問題】 精神保健福祉相談援助の基盤
2020年07月07日
2 1964(昭和39)年に、日本精神医学ソーシャル・ワーカー協会が設立された際、構成員の所属先は、3分の1が医療機関であった。
【答え合わせ】 精神保健福祉相談援助の基盤
2 1964(昭和39)年に、日本精神医学ソーシャル・ワーカー協会が設立された際、構成員の所属先は、3分の1が医療機関であった。
前回の回答『×』
正解
正しい答えは『×』
当時の構成員の所属先のほとんどは、精神科病院であった。
【問題】 精神保健福祉相談援助の基盤
2020年07月17日
4 精神保健福祉士が行うコミュニティワークは、市民の意見より精神障害者の意見を優先して活動を行う。
【答え合わせ】 精神保健福祉相談援助の基盤
4 精神保健福祉士が行うコミュニティワークは、市民の意見より精神障害者の意見を優先して活動を行う。
あなたの回答『×』
正解
正しい答えは『×』
市民と協働してコミュニティソーシャルワークを発展させるためには、市民の意見なども取り入れながら地域づくりを行う必要がある。
【問題】 精神保健福祉の理論と相談援助の展開
2020年07月20日
4 グループワークの終結期では、メンバーの問題解決に役立つ社会資源の情報を提供する。
【答え合わせ】 精神保健福祉の理論と相談援助の展開
4 グループワークの終結期では、メンバーの問題解決に役立つ社会資源の情報を提供する。
あなたの回答『×』
正解
正しい答えは『×』
「メンバーの問題解決に役立つ社会資源の情報を提供する」のはグループワークの作業期。
グループワークの終結期では、メンバー自身のグループ体験の評価、記録などをまとめる。
【グループワークの流れ】
準備期→開始期(関係形成)→作業期(メンバー間に相互作用)→終結期。
グループワークの開始期では、メンバーに自己紹介を促し、参加理由を話してもらう。メンバーの凝集性を高めるため、自己紹介等は工夫を凝らしたほうがよい。開始期では、精神保健福祉士とメンバーの信頼関係の形成が重要であり、そのためにメンバーのニーズや不安な気持ちなどを率直に表出できるよう、発言の機会などを多くつくることが必要で、否定的な気持ちや批判的な意見を自ら進んで発言することを促すものではない。また、メンバー間の関係性がまだできていない開始期にあっては、精神保健福祉士が中心になってプログラム計画の立案等を行ったほうがよい。
グループワークの作業期では、メンバーの問題解決に役立つ社会資源の情報を提供する。
グループワークの終結期では、メンバー自身のグループ体験の評価、記録などをまとめる。
【問題】 精神保健福祉の理論と相談援助の展開
2020年07月22日
2 ピア・カウンセリングでは、具体的な情報提供よりも助言が重視される。
【答え合わせ】 精神保健福祉の理論と相談援助の展開
2 ピア・カウンセリングでは、具体的な情報提供よりも助言が重視される。
あなたの回答『×』
正解
正しい答えは『×』
ピア・カウンセリングでは、助言よりも具体的な情報提供が重視される。
【問題】 精神保健福祉の理論と相談援助の展開
2020年07月28日
4 行動療法でいうモデリングとは、本人に対する直接的な条件付けに加えて、他者の行動を観察したことから学習する方法である。
【答え合わせ】 精神保健福祉の理論と相談援助の展開
4 行動療法でいうモデリングとは、本人に対する直接的な条件付けに加えて、他者の行動を観察したことから学習する方法である。
あなたの回答『×』
正解
正しい答えは『×』
モデリングとは、本人に対して直接的な条件付けを行わなくても、他者の行動やその内容、得られた結果を観察することで行動の学習ができるものである。
【問題】 精神保健福祉の理論と相談援助の展開
2020年07月30日
4 1980年代、アメリカのリバーマン(Liberman,R.)は、「部分入院」の概念の下に地域への移行ステップを示した。
5 1950年代、アメリカのグリーンブラット(Greenblatt,M.)は、「ストレス-脆弱性-対処技能モデル」を示した。
【答え合わせ】 精神保健福祉の理論と相談援助の展開
4 1980年代、アメリカのリバーマン(Liberman,R.)は、「部分入院」の概念の下に地域への移行ステップを示した。
あなたの回答『○』
不正解
正しい答えは『×』
1950年代、アメリカのグリーンブラット(Greenblatt,M.)が、「部分入院」の概念の下に地域への移行ステップを示した。
5 1950年代、アメリカのグリーンブラット(Greenblatt,M.)は、「ストレス-脆弱性-対処技能モデル」を示した。
あなたの回答『○』
不正解
正しい答えは『×』
1980年代、アメリカのリバーマン(Liberman,R.)が、「ストレス-脆弱性-対処技能モデル」を示した。
正答率は8/11でした。