医療業界目指して登販、医療事務、医師事務取った人が精神保健福祉士目指してます。

登録販売者、医療事務、医療事務作業補助の資格を取得しました。現在は精神保健福祉士の勉強をしています。

11/9~11(課支)の一問一答の復習。

今日は復習を3日分します。

 

【問題】 精神保健の課題と支援

2020年11月09日

1    精神科病院の平均在院日数は300日を上回っている。


2    精神障害者保健福祉手帳の交付者数は100万人を超えている。


3    自殺死亡者のうち、無職者の割合は5割を超える。

 

4    児童相談所における平成30年度の児童虐待相談対応件数は、10万件を超えている。


5    精神疾患の総患者数は400万人を超えている。


【答え合わせ】 精神保健の課題と支援

1    精神科病院の平均在院日数は300日を上回っている。

あなたの回答『×』

正解

正しい答えは『×』

「平成30年医療施設(静態・動態)調査・病院報告」によると、精神科病院の平均在院日数は265.8日となっている。


2    精神障害者保健福祉手帳の交付者数は100万人を超えている。

あなたの回答『○』

正解

正しい答えは『○』

「平成30年度衛生行政報告例結果の概況」によると、平成30年度末現在、精神障害者保健福祉手帳の交付者数は106万2700人(前年度比7.1%増)となっている。


3    自殺死亡者のうち、無職者の割合は5割を超える。

あなたの回答『○』

正解

正しい答えは『○』

職業別自殺者数では「無職者」が最も多く、『令和元年中における自殺の状況』によると、11,345人(56.2%)と半数以上を占めている。


4    児童相談所における平成30年度の児童虐待相談対応件数は、10万件を超えている。

あなたの回答『○』

正解

正しい答えは『○』

児童相談所における児童虐待相談対応件数は、平成27年度に初めて10万件を超え、平成30年度は159,838件と、増加の一途をたどっている。


5    精神疾患の総患者数は400万人を超えている。

前回の回答『×』今回は◯

正解

正しい答えは『○』

「平成29年患者調査」によると、精神疾患を有する総患者数は約419.3万人となっている。

 

 

【問題】 精神保健の課題と支援

2020年11月10日

1    アルコール依存症の治療として、長期の断酒を継続させるためには、自助グループに参加することが有効である。


2    母子保健は市町村の業務なので、児童虐待は保健所では扱わない。


3    児童虐待防止法において、要保護児童対策地域協議会が規定されている。


4    波の会は、薬物依存症者の自助活動である。


5    自殺予防の普及啓発として「ダメ。ゼッタイ。」運動がある。


【答え合わせ】 精神保健の課題と支援

1    アルコール依存症の治療として、長期の断酒を継続させるためには、自助グループに参加することが有効である。

あなたの回答『○』

正解

正しい答えは『○』

アルコール依存症者の自助グループとして、AAや断酒会がある。


2    母子保健は市町村の業務なので、児童虐待は保健所では扱わない。

あなたの回答『×』

正解

正しい答えは『×』

児童虐待は主に児童相談所で扱われているが、保健所では扱わないということではない。


3    児童虐待防止法において、要保護児童対策地域協議会が規定されている。

あなたの回答『○』

不正解

正しい答えは『×』

児童福祉法において規定されている。


4    波の会は、薬物依存症者の自助活動である。

あなたの回答『×』

正解

正しい答えは『×』

波の会は、公益社団法人日本てんかん協会の別称で、てんかんに関する社会的理解の促進などの活動をしている。


5    自殺予防の普及啓発として「ダメ。ゼッタイ。」運動がある。

あなたの回答『×』

正解

正しい答えは『×』

薬物乱用防止啓発として、「ダメ。ゼッタイ。」普及運動がある。

 

 

【問題】 精神保健の課題と支援

2020年11月11日

1    カプラン(Caplan,G.)がいう第三次予防とは、健康増進を図ることである。


2    精神病床の基準病床数は、「精神保健福祉法」に基づいている。


3    アルコール依存症離脱症状には、不眠や発汗、いらいら感や気分の落ち込みなどが見られる。


4    心神喪失者等医療観察法の対象となる「重大な他害行為」は、殺人、放火、強姦、強盗、傷害(軽微なものは除く)の5罪に限定されている。


5    自殺対策基本法には、国の責務は規定されているが、地方公共団体、事業主、国民の責務は規定されていない。


【答え合わせ】 精神保健の課題と支援

1    カプラン(Caplan,G.)がいう第三次予防とは、健康増進を図ることである。

あなたの回答『×』

正解

正しい答えは『×』

カプランの予防概念として、第一次予防に精神障害の発生予防、第二次予防に早期発見・早期治療、第三次予防に社会復帰の促進、リハビリテーションをあげている。そのため第三次予防は健康増進ではない。


2    精神病床の基準病床数は、「精神保健福祉法」に基づいている。

あなたの回答『×』

正解

正しい答えは『×』

精神病床の基準病床数は、医療法に基づいている。


3    アルコール依存症離脱症状には、不眠や発汗、いらいら感や気分の落ち込みなどが見られる。

あなたの回答『○』

正解

正しい答えは『○』

離脱症状には、早期離脱症状と後期離脱症状がある。


4    心神喪失者等医療観察法の対象となる「重大な他害行為」は、殺人、放火、強姦、強盗、傷害(軽微なものは除く)の5罪に限定されている。(自分用に問題改変しました。)

前回の回答『×』今回は◯

不正解

正しい答えは『×』

心神喪失者等医療観察法の対象となる「重大な他害行為」は、殺人、放火、強姦、強制わいせつ、強盗、傷害(軽微なものは除く)の6罪に限定されている。


5    自殺対策基本法には、国の責務は規定されているが、地方公共団体、事業主、国民の責務は規定されていない。

前回の回答『○』今回は×

正解

正しい答えは『×』

自殺対策基本法では、「自殺対策は、国、地方公共団体医療機関、事業主、学校、自殺の防止等に関する活動を行う民間の団体、その他の関係する者の相互の密接な連携のもとに実施されなければならない」と定められている。

 

 

正答率は11/9は全問正解で、10,11は4/5でした。