過去問 1-3
解熱鎮痛薬の配合成分に関する次の記述の正誤。
a エテンザミドは、他の解熱鎮痛成分に比べ、痛みが神経を伝わっていくのを抑える働きが強く、予期せぬ作用の増幅が懸念されることから、他の解熱鎮痛成分と組み合わせて配合してはならないとされている。
b イブプロフェンは、アスピリン等に比べて胃腸への悪影響が少なく、抗炎症作用も示すことから、頭痛、咽頭痛、月経痛、腰痛等に使用されることが多いが、一般用医薬品では小児向けの製品はない。
c 15歳未満の小児に対し、インフルエンザ流行期等に使用する解熱鎮痛成分としては、アセトアミノフェンの選択を提案する等の対応を図る。
d イソプロピルアンチピリンは、現在、一般用医薬品で唯一のピリン系解熱鎮痛成分である。
a 誤,b 正,c 正,d 正
エテンザミドは痛みが伝わるを抑える働きが強く、他の、痛みの発生を抑える働きが中心の解熱鎮痛成分と組み合わせて配合される事が多い。